機嫌よく、Magic of Love/Perfume の好きなとこを述べます。

「ご機嫌な自分でいる」ことが大事だと気付いたのはここ数年のことで、大事だなぁと思うと同時に苦手だなぁ、だからそういられるよう努力したいなぁ、と思ったので、ちゃんと自分で自分のご機嫌とってこうと思います。

 

で、私のご機嫌がぶちあがるものといえばPerfumeさんなんですけど、まぁ、さん付けしちゃうくらい好きで、敬意を抱いてますよね。

彼女たちの魅力は語っても語っても語っても語り尽くせないのですが、

  • 振り付けも本気度も息ぴったりで、かっこよかったりかわいかったりする多彩なダンス(あ~かしのち)
  • キュートなのに一筋縄ではいかない・・・!みたいな、安心させてくれない、気持ちを揺さぶる音と歌詞(ヤスタカ氏)
  • 三人のよさを知り尽くして存分に引き出し、ヤスタカ氏のよさを理解しまくって存分に盛り立てる振り付け(MIKIKO先生)

あたりが、私の中で基本の「三大☆Perfumeさんの好きなとこ(三大☆Perfumeさんをすごいことにしている人々)」です。あくまで「基本」であって実際はもっといろいろある(いらっしゃる)んですけどね。

 

で、その基本をあますところなく堪能できる曲があってもう大好きなんですけど、それがこちら

 


[MV] Perfume 「Magic of Love」 - YouTube

Magic of Love!

ザ★Perfumeの良いとこ取り!もう、この曲の良さったら!!

まず超キュートなMV!

ちょっとレトロな髪型&ワンピースも、ダンス衣装も、表情もたまらんかわいいの。かしゆかがくるっとまわってのっちになるとこ(0:54)の、あのいつも正しくおにぎりなのっちのヘアスタイルがちょっと乱れちゃってるとこも最高だし、間奏(2:54-)で三人がおすまししたり楽しそうにしたりしてる表情も本当にまぶしいくらいかわいいし、もう無音でも見ていられる。かわいいわーはぁーかわいいーって言ってられる。

 

そして曲はいきなりサビ、キャッチーなメロディとポップな歌詞でわしづかみにされます。

♪甘い恋と愛を描いて キミのことトリコにするのー♪

出だしからかわいい。恋する乙女なんですね。自信過剰めにうきうきなんですね。

♪Magic of Love そんな魔法がー♪

・・・からの

♪もし使えても ドキドキできるの?♪

 

疑った!!

 

急に不安になった。聴いてる方もえっ!?てなるわ。こういうのしれっと入れてくるんだーあの人は。

たとえば ♪もし使えたら あなたに届くの?♪

とかってすることもできたのに、

でも、わぁ、そんなの世にも無難!!書いてみて実感!!

そんな無難なストーリーにしてくれなくてよかったー!

魔法を簡単に受け入れてくれなくてよかったー!

疑いの目を持ってくれてよかったー!味、出たー!

 

そんで、一旦疑うんだけどやっぱ、かかるんならかかりたいんだー!

♪そんな魔法を かけて私に ねぇ永遠に♪

 

俗ー!!

 

流されたー!疑いつつもあまえたー!

良い、大変良い。その揺れが良い。

 

で、この曲はまた振り付けもとてもかわいいんだ。曲と合っていてリズムが軽妙で三人のバランスがよくて。

恋する女の子が、トリコにしたいキミがいて、ちょっとひねくれつつも魔法があったらいいななんて思っちゃう女の子が、まーかわいく踊るんだ。

振り付けのMIKIKO先生は以前何かのインタビューで「顔回りの手の動きでかわいさを表現したい」というようなことをおっしゃっていて*1、その意図が大成功している曲だなぁと思います。はーかわいい。

私が特にすきなのは、♪ひと粒の恋を噛みしめて~♪のとこで、交互にぴょこぴょこするとこ(説明ヘタか)と、♪キミのことトリコにするの~♪の、くるくる、ぴょいぴょい、な・い・しょ~ってとこ(説明独特か)。魔法かけてるみたいでかわいい。

この曲はあれですね、三人のダンスがそろってて!という以上に、ひたすらかわいくて!というふうに堪能しちゃう曲ですね。そろってて素晴らしいのはわかりやすい別の曲を別の機会に言及します、それもいっぱいあるんで。

 

あと、この曲はピュレグミのCM曲だったので、歌詞と振りでさりげなくそれを表現しつつも、それが商業っぽくなくむしろちょっとしたスパイス的な比喩としてきらっと光っていて、まー脱帽。これ以外にもCM曲を上手に料理した例はたくさんあって、そのあたりとっても上手にできるの、かっこいいなと思う。

ヤスタカ氏とMIKIKO先生のプロとしての手腕と、このお二人がそれぞれにつくるものの相性の良さにはもはや感謝しかありません。そしてそれを三人が体現する、すげー出会いだなー。

 

私がPerfumeさんを好きになった時は音とダンスがかわいいな、という印象から入ったので、気の向くままに書いていたら今回はそのあたりが詳しめになっちゃった。

でもその後三人やその周辺を知れば知るほど魅力が湧いてきてすっかりはまってしまったのは言うまでもありませんし、今後の記事でそれがいやというほど発揮されることと思いますので問題ありません。

大好きなことを仔細に表現したら、だいぶご機嫌になりました。ヤッピー!

*1:後で出典を探します